第8話 氷の島 バイジャバ!
ふぁ~良く寝た。
おはようカンテンムシ。
あれ?朝飯は?
実は食材をすべて切らしてしまったんだ・・。
なんだと、なら食材屋へ行って買いに行かなければ・・。
いや、実は金があまりないんだ・・。
え・・なんでだ。
IMaの公式大会で金をたくさん稼いだはずなのに
何で金がないんだ。
お前がIMaで稼いだ資金はすべてIMa銀行に預けたまま、
持ってきていないんだ。
だから金があまりないのだ。
何だと。
そりゃ困りましたね
腹減った・・。
そうだ・・!良い考えがあるぞ。
何だ?
ふぁ~良く寝たぜぃ
おはようシグエ。
おい、シグエ、お前いつも起きるの遅いんだよ。
俺なんかお前より2時間も早く起きてるんだぞ。
はいはいそうですか
すごいですね~
チッ・・シグエめ・・。
シグエ、もっと早く起きろよ。
お前も言うか、なら起こせよ。
起こしてももうちょっと寝かせてくれとかいうだろ!
はいはい喧嘩はやめようね。
シグエ、デュラハンが朝飯作ってくれたから食え。
はい、いただきます。
モグモグ・・。
ドンドン・・。
誰だ?
は~い、今出まーす。
ガチャ。
おじゃましまーす。
おおカンテンムシ殿ではないか。
何か御用か?
じつは、食べるものも金もなくて・・。
何も食べれないんだ。
へぇ、なら、ちょうど昨日の晩飯の残り物があるからそれを食え。
おう、ありがとう。
そして・・。
はいよ。
ん・・これは、高級魚もどきだ・・。
これは高級ジャガもどきのポテトサラダですよ・・。
お前、こんな豪華な食事を取っているのか。
あぁ、高級ジャガもどきや高級魚もどきなどの高級食材は、バイジャバという島で取れるらしい。
なんだと、なら飯食い終わったら、バイジャバへ行こうぜ。
おう。
しかし・・。
ん・・?
バイジャバは、急に氷の島と化してしまったんだ。
どういうことだ。
今までは自然がきれいで、高級食材が取れる島だったんだが・・。
ある日、危険なモンスターが現れて、島の住民は皆避難したんだ。
そして翌日、島の住民がバイジャバ島の様子を見に行ったら
なんと氷の島と化していた。
なんだと。
その危険なモンスターがバイジャバを、氷の島にしたのか。
でもなんでそんなことを・・?
さぁ、それは知らない。
ちなみにそのモンスターは、ボルボルナ島の遺跡にいたモンスターと
姿が似ているらしい。
そうか・・。
よし、バイジャバ島へ向かおう!
その前にごはん食べないと・・。
あっ、そうか・・。
そして・・。
ごちそうさま~。
よし、行くぞ!
おう!
俺らも行こう。
おう。
めんどくさいなあ。
おい、バイジャバ島がずっとあのままじゃ
高級魚もどきとか食べれなくなるぞ!
それは嫌だな。
仕方ない、行ってやろう。
そして、カンテンムシ達は、船着き場へ向かった。
バイジャバへ行きたいのか。
あぁ。
OK、みんな船に乗れ。
カンテンムシ達は船に乗った。
では、出発だ!
グロブストの船はバイジャバへ向かった。
ついたぞ。
ここがバイジャバか。
寒い・・。
しかし凄いな・・。
前は自然がきれいで一年中暖かい島だったのに・・。
今は氷の島となってしまったか・・。
寒い・・寒すぎる・・。
鳥肌が立ってきたぜ~。
しかし、この島を氷の島にしてしまった謎のモンスターはどこにいるのだろう。
さぁ・・。
すると・・。
・・・。
何だこれは・・。
・・!
ビィィ!!
グハッ!
なんだ、いきなり氷のビームを放ってきたぞ。
何だこのモンスターは・・。
ファイアブレス!
ボワァァ・・。
・・!
バラバラ・・・。
崩れた・・。
しかし一体何なんだ、さっきの結晶モンスターは・・。
ん・・。あそこに巨大なモンスターがいるぞ・・。
・・。
あいつがこの島を凍らせた奴か・・!
俺のエアロランスで倒してやる・・!
・・。
・・!
ぐわああ・・!
シグニールが氷の像になってしまったぞ!
あいつに近づくと凍ってしまうのか・・。
なるほど・・だからこの島は氷の島となってしまったんですね・・。
しかし近付いて攻撃をすることができない・・
となると遠くから攻撃しなければいけないのか・・。
よし・・なら遠くから攻撃だ!
ファイアブレス!
ボワァァァ・・!
・・・ッ!
ギガインフェルノ!
炎の舞!
ガトリング!
ボワァァァ・・。
ズババババ・・。
・・グオオ・・・グオッ・・・・!
ゲルコプター!!
真・雷神剣!
ビリリリリィ!
バシッ!
グオオオオオ・・・。
バタッ。
倒したか・・。
すると・・
島の氷が溶け始めた。
おお!島の氷が溶けたぞ!
これで一件落着ですな。
あ・・あれ?
ここはどこだ?
おおシグニール、復活したか。
あの謎のモンスターを倒したぞ。
おお、島が元通りになったか。
よし、じゃあ島が元に戻ったし、
食材集めでもするか!
おう!
そしてカンテンムシ達が食材を集め始めた。
ここに高級サカナもどきが沢山泳いでますよ。
さっそく釣ろうよ。
しかし餌がないよ。
餌がないなら手づかみで取るぜ。
おらっ。
おお、たくさん取れたな。
トウモロコシもどきとジャガもどきの畑を見つけたぞ。
リンゴもどきや、バナナもどきが実っている木を見つけたぜ。
こっちにはコメもどきが・・!
魚もどき、たくさん取れたぜ。
カンテンムシさん達も食材取れましたか?
あぁ、トウモロコシもどきにジャガもどき、コメもどきにリンゴもどき、バナナもどき・・。
色々取れたぜ。
よし、じゃあそろそろ帰るか。
あぁ。
そしてカンテンムシ達はグロブストの船に乗りユタトラ島へ向かった。
皆のったか!
おう!
じゃ、出発進行だ!
グロブストの船はユタトラ島へ向かった。
今日は食材たくさん取れたぜ。
俺らも取れたぜ。
今日は疲れたな・・。
家に帰ったら休むか。
あぁ。
そして・・。
ついたぞ。
疲れた~。
俺も疲れた。
俺も。
お前、皆が食材集めしている中、
一人でずっとゲーム機で遊んでただろ!
ははは。
はははじゃねーよ・・。
さあ疲れたし、今日は家に帰ってゆっくり休むか。
あぁ。
次回予告
次回のカンテンムシと愉快な仲間達は・・
夜に、ザインが俺らの家へやってきた。
なんとシグエがデュラハン達の家に帰ってこないのだ・・!
シグエが朝に外へ出かけて、帰ってこないのだ。
いつもは日が暮れる前には帰ってくるはずらしいが・・。
何かあったに違いない・・!
次回「シグエ、失踪!?」
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