第9話 シグエ、失踪!?
ふぁあ~暇だな。
そうだな。
しかしこうしている間にも、
どこかで危険なモンスターによる被害を受けている人もいるんだぞ。
そうだな。
俺らの目的はムーを倒し、危険なモンスターを2度と出現させないようにすることだからな。
ふぁ~眠い・・
暇だぁ~。
貴様は相変わらずのんきだな。
そうだな。
認めてるのかい。
暇だしゲーセンでも行くか。
またゲームセンターに行くのか。
お前、最近ゲームセンターに金を費やしすぎだ。
まあ、いいじゃない。
いってきまーす。
まったくシグエは・・。
本当だよ。もう。
~♪
あそこに一人で鼻歌歌っている鳥がいるな。
しかしうまそうな鳥だな。
ムー様が成長するための食料としてあいつを捕まえよう・・。
~♪
オラァ!
・・!?
あぁ、今日は平和だな。
んなわけあるか、俺らがこうしている間にも
誰かが危険なモンスターの被害に遭っているかもしれないんだぞ。
だな。
たしかにそうだな。
危険なモンスターはまだ幼生体のムーを成長させるために食料を集めているらしいし・・。
なら、まだムーが幼生体のうちに倒せばいいんじゃないか。
しかしムーの居場所が分からないからな・・。
そうだな・・。
・・ハッ!ここはどこだ!
気づいたか。
ここは森の中だ。
ここでお前を焼き鳥にするのだ。
俺を食ってもうまくないぞ!!
くらえ!ファイアブレス!
あちっ、くそ、闘うつもりか・・。
いいだろう・・ボコボコにしてやる・・!
一方・・。
おかしいな、いつもはもっと早く帰ってくるのに。
たしかに、外も暗い・・。
どうせ、遅くまで遊んでるんだろ。
なるほど、でも心配だ。
もしかしたら危険なモンスターにつかまった可能性もある。
たしかに、あいつうまそうだから
ムーの食料にされそうだな。
確かにそれはあり得るな。
よし、カンテンムシ達にこの件を伝えてくる。
もう夜か・・。
しかし最近かなり寒くなってきたな。
もう冬ですからね。
そろそろ暖房器具でも用意しましょう。
ドンドン・・。
誰だ?
は~い。
ガチャ。
カンテンムシ。
お、ザイン、何かあったのか?
実はシグエが・・
ザインはシグエが帰ってこないことを話した。
な、なんだってー!
まじか・・。
あぁ、あいつは危険なモンスターにつかまったのかもしれない。
よし、あいつを探そう!
おう!
そして・・。
多分、この森にいるかも・・。
しかし夜の森は不気味だなあ。
だね。
「ウワァァァァァ!!」
悲鳴が聞こえたぞ!
やっぱりここにいるのか・・!
急ごう!
ぐはっ・・。
ふっ、その程度か・・。
さぁ、おとなしくムー様の食料になるんだな・・。
そうはさせんぞ!
むっ、お前等は、ムー様が成長するための
食料集めを邪魔している事で要注意人物にされている
カンテンムシ達じゃないか!!
私達、ムーの部下達に要注意人物扱いされているんですか・・。
まあ、ムーの部下を何人が追っ払ったからな。
全員まとめて殺してやる!
ナックル!
バキッ!
ぐはっ・・!
くそっ、凄い威力だ・・!
俺はムー様の部下の中でも優秀なほうだからな。
なんだと・・!
しかし、相手は1人、こっちは何人もいるから・・
全員で総攻撃だ!
そうはさせるか!
集気波!
バシッ!
ぐはっ・・。
くそっ・・・、真・雷神剣!!
わらわら!
シェルアタック!
おっと、そんな攻撃、簡単によけられるんだよ・・。
隙あり!
バシッ!
ぐはっ!
ナイスだ、カンテンムシ、
よし今だ、ダブルエアロスピア!
ぐはっ!
竜巻アタック!
ぐはっ!!!
ゲルコプター!
ぐはぁっ・・!
くそっ、あと少しでムー様は生体になられるのに・・・。
退散だ・・!
逃げたか・・。
ふう、助かったぜ・・。
あいつ、最後に何か言い残さなかったか?
あと少しでムーは生体になると言っていた・・。
完全体にはまだならないんだな・・。
よし、決めたぞ。
ムーを倒す!
しかし奴の居場所が分からない・・・。
いや、実はな・・。今、携帯で
グロブストから、ムーがいそうな島を見つけたってメールが来た。
なんだと。
あぁ、その島は瘴気に包まれており、島の周辺に
モンスターが沢山いたらしい・・。
よし、じゃあ・・
その島へ行ってムーを倒しましょう!
おー!
おう!
おお!
しかしその前に準備をしっかりしておかないとな。
あぁ。
さて、シグエも助かったことだし、家に戻るか。
あぁ。
疲れた~。
じゃあ明日、ムーを倒す準備をしましょう!
おう!
お~。
おう!
おう!
次回予告
ついに俺らはムーを倒しに、瘴気に包まれた孤島へ・・!
そこにはムーの部下が沢山いた・・。
そしてついにムーと対決・・!!
次回「いざ、瘴気に包まれた孤島へ・・!」
コメント 0